ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2021.5.21 11:41日々の出来事

第97回「ゴー宣道場」アンケート回答1

第97回「ゴー宣道場」は5月3日、東京で開催
された。
参加者のアンケートにひとこと回答する。
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◆冒頭の小林先生の「はらわたがにえくりかえる」
とのお話、同感すぎて涙が出ました。
制限で損害、被害を受けている業界の当事者でさえ、
なかなか怒りを表わさない世の中がほんとうに
おかしいと思っています。
(東京都・42歳女性・会社員)
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怒って当然の状況なのに、怒りを表明しない日本人
って、情けなくてこっちも元気が出なくなるよ。
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◆もくれん先生のコメントに心を打たれました。
議員の御二方には、コロナによってもたらされた
被害は、果たして本当にウイルスによるものなのか、
インフォデミックによるものなのか真剣に考えて
頂ければ幸いです。
(大阪府・45歳・会社員)
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泉美木蘭、この日は凄かったよな。
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◆そもそもコロナ禍を有事ととらえての議論に
違和感を感じた。
コロナ前提の緊急事態条項はありえないし、
ワクチンパスポートに関する議論はこっけいに感じる。
(神奈川県・54歳・会社員)
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インフルエンザ以下のウイルを悪の帝国が侵略して
きたみたいに怯えてるんだからな。
緊急事態は日本人の脳内だよ。
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◆「公共の福祉」この言葉の危なさを知りました。
公共の福祉とはなんぞやという問いに対し、
まともに答えられるテレビコメンテーターは
いないでしょう。
まさか国連で公共の福祉という言葉が問題になって
いるとは思いませんでした。
小池百合子、吉村の暴走を止めるには、公共の福祉
のあいまいさを取りのぞかなければならない。
(東京都・44歳・会社員)
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わしも横大道聡氏のおかげで初めて知ったよ。
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◆法律を無視して「支持率を上げる」ためだけに
思いついた事を「要請」する。
こんなことがまかり通るようなことはあっては
ならない、というのがとても腑におちました。
「要請」なので訴えることもできない。
「コロナが怖すぎて」従う人がほとんど。
日本人のダメなところが明るみになった今、
憲法改正どころでは無いですね。
(東京都・54歳男性・自営業〈飲食店でもある〉)
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憲法改正は絶対必要だが、その前にこの滑稽な
バカ騒ぎを検証しなければ!
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◆「ゆるふわ立憲主義」のお話がありましたが、
いくら厳密な法律やシステムを作っても運用に
よっていいかげんな対応をしたり、裁判所が判断を
避けるようでは形骸化は目に見えていると思いました。
日本で真に立憲主義を確立するスタッフには、
ルールを考える前に、精神風土に切り込むしかない
のではと思いました。
(東京都・47歳男性・公認会計士)
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そもそも「国民」になれていないんだよ。
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◆横大道先生が言われた「補償」と「賠償」の違い
を初めて知り、今回のグローバルダイニングに
よる損害賠償訴訟の意味がよくわかったのは
大きな収穫だった。
また、小林師範の言われた、今回のコロナ禍を通じ
て感じた緊急事態条項の制定に対する懸念に
ついては深く考えさせられた。
(東京都・50歳・無職)
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ノミが責めてきて「緊急事態」と青ざめてたら
マズすぎるだろう。
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◆補償と賠償がごっちゃになっていましたが、
横大道先生の話は分かりやすかったですし、
休業要請は違憲であり補償ではなく賠償である
というのは目からウロコでした。
今回のゴー宣道場での横大道先生の話を聞いて、
無知は怖いと思いました。
(神奈川県・53歳男性・会社員)
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横大道聡氏は本当に良いね。
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◆検証・チェックの機能が必要であると強く思った。
そうでなければ、いつまでも新型コロナのさわぎが
続いてしまう。
公共の電波を使用しているマスコミの検証も必要です。
(長野県・51歳男性・自営業〈SE〉)
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その通り!
マスコミを疑う人間をもっと増やさねばならないよ。
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◆高森・倉持両氏とよしりん先生の緊急事態条項
についての見解の相違が印象に残りました。
論理としては、憲法裁判所などの事後検証の仕組み
の成立が望ましいとわかるのですが、よしりん
先生がイラク戦争の事後検証の無さを指摘された
ように、「過ちを水に流す」文化が根強い日本では
難しいと感じました。
(群馬県・40歳男性)
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検証なしに「個」の確立はない!
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◆よしりん先生が仰っておられた通り、遵法意識
なりの“風土”をどうやって達成するかが重大問題で、
憲法や法をいじる以前の話だと思いました。
また“検証しない”という性質もですが、“事実を
見ようとしない”“真実を知りたくない”と言った
性質も正さなければ、検証すらできないという
絶望的な状況だと思います。
(広島県・50歳男性・技術士〈電気電子〉)
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そのくらい絶望してる者がもっと増えなきゃな。
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◆芸術等が精神の自由と見なされないのは
分かる気がする。
どっちかというと商売として見ているんじゃ
(多少やめても社会はまわるだろうと考えて
いる節もある)。
(滋賀県・40歳男性・製造業)
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芸術なしでは人間にすらなれない。
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◆根底には人々の「自由より命」という考え方がある。
たとえ魂を売り渡しても、命さえあれば良いという
考えがデタラメを増長させると思う。
「自由>命」「自由<命」どちらを選ぶも個人の自由
だが、今は「自由<命」しか世間的に認められない
感じがある。
(東京都・23歳男性・学生)
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やっぱり『戦争論』が一般常識にならなきゃダメ
なんだけどな。
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◆国民が期待しているワクチンにより死者が出て
いるのはマスコミは全く取り上げない。
ワクチンのメリット・デメリットについても
ふれない。
選択する余地も与えられず、集団接種していき、
していない人がまた差別されるのでしょうか…。
(東京都・53歳女性・派遣社員)
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その懸念は持っていた方がいい。
ワクチン・ファシズムは民主主義の脆弱性と一体だ。
そしてワクチン・ファシズムは「検証」を不可能に
する!
永久戦犯の遁走を許してしまう。
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◆コロナ脳の人は何を言っても、聞く耳がなく、
しかし国民の7割がロックダウンすべきという
世論に暗たんたる思いがあります。
ナチスドイツのヒトラーの台頭を許してしまった
時と同じ恐さを覚えます。
(埼玉県・消費者センター)
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危うい大衆だな。
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◆コロナ禍は私にとって、今まで築いてきた
生活や命がおびやかされるものでした。
病ではなく、人災、経済的な苦しみとして。
TVの街のインタビューで笑顔で答えている
通行人の中に、本当に自分の命の危機を感じて
いる人なんかいないと思います。
私の家の収入は、夫が飲食店につとめている事で
まかなっていました。
それがコロナ禍で徹底的にスケープゴートにされて、
殺人事件の犯人のようにつるしあげられて、
失職においこまれました。
コロナ禍は普通の会社をブラック企業に変えました。
追いこまれた経営者は、立場の弱い従業員から
切り捨てました。
コロナ禍で生活も命もおびやかされた私達は、
「公共の福祉」に入ってないんでしょうか。
(東京都・42歳女性・主婦)
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100%、あなたの言い分は正しい!
100%だ!
わしは描き続けて、為政者の間違いを正すしか
ない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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